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アイタク(Itak)は2016年に東京を襲撃した怪獣である。
特徴[]
アイタクは6本の腕を持つ怪獣で、そのうち4本は先端に刃がついており、3対の目を持つ。胴体は胸部が大きい逆三角形。顔面部と口の中、および胸部に青く発光する箇所がある。皮膚の色は黒。頭部に反り返った1本の刃のようなツノが生えている。ラグナロク同様、緑色のカイジュウブルーを持つ、異形の人型の様な、きわめて特徴的な姿を持つ。
歴史[]
アイタクは2016年6月21日にブリーチから姿を現した。その後、日本の東京湾を襲撃し、東京のシャッタードームから駆けつけたカオリとデュック・ジェソップが操縦するイェーガー、タシット・ローニンと交戦。アイタクはタシット・ローニンが東京湾に着陸してすぐこの機体の反応炉を攻撃し、パイロットが乗るコン・ポッドの放射能除去機能に損傷を与えた。[1]
しばらくアイタクの猛襲に持ちこたえた後、カオリ、デュック両名は意識不明に陥った。しかしアイタクが次の攻撃を繰り出すまでのあいだに目を覚まし、反撃に転じた。タシット・ローニンは怪獣の胸部を切り裂くことに成功するも、右腕を掴まれ、前部装甲にさらなるダメージを受ける。アイタクはそのまま爪でイェーガーに深刻な被害を加えた。[1]
パイロットたちの意識が朦朧とする中、アイタクはタシット・ローニンを東京湾の海中に沈めようとした。タシット・ローニンは再び怪獣の胴体に刃を突き刺し、胸を切り開いた。アイタクは自力で刃を胸から引き抜き、とどめを刺そうとしたが、駆けつけたコヨーテ・タンゴがタシット・ローニンのピンチを救った。しかしコヨーテは破壊こそ免れたものの、アイタクに圧倒され、怪獣の頭上に持ち上げられてしまう。結局、カオリとデュックが再び目を覚ましてタシット・ローニンを操縦し、コヨーテを持ち上げたため手が塞がっているアイタクに切りかかり、胴体を真っ二つに切断して討伐に成功した。[1]
設定の矛盾点[]
- 『パシフィック・リム』および『パシフィック・リム:イヤーゼロ』に登場する怪獣の血液は輝く青色である(怪獣ブルー)。しかし『パシフィック・リム:ドリフト』に登場したアイタクとラグナロクの血液は輝く緑色である。
トリビア[]
- アイタクはマルコス・マーズによってデザインされた。[2]
- アイタクによる東京襲撃は、オニババによる東京襲撃(2016年5月15日)の約4週間後に発生した。
- Comic-Con 2015限定カバーで描かれたアイタクの肌は、黒ではなく緑がかった灰色。ちなみに、この限定カバーは『パシフィック・リム:ドリフト』の翻訳単行本の表紙になっている。
- 『ドリフト』に登場するカメサンと同じく、アイタクもカテゴリーが明かされていない。
- ラグナロクとは、出現した場所や特徴、対戦したイェーガーなど共通点が目立つが、その後はこのタイプの怪獣が見られないためにプリカーサーが実験的に送り出した可能性もある。
- 「Itak」はタガログ語でボロ・ナイフ(フィリピンのナイフ)を意味する。
ギャラリー[]
アイタク/ギャラリーをご覧ください。 |
出典[]
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